車検とは何か?

車検とは、国が「道路運送車両法」で定めている「保安基準」に適合しているかの自動車検査のことをいいます。これは、検査であって、点検・整備とは違う概念です。要は、検査時点で、その車が安全基準や環境基準に適合しているかどうかをチェックするものです。
すなわち、安全基準とは、ブレーキがちゃんと効くか、ヘッドライトの明るさはどうか、また環境基準として排気ガスの量は問題ないか、といったことを検査するものです。

 

以前は、車検前に整備を行うことが義務付けられていましたが、法改正により「車検前に整備を行わなくても検査を受けることが可能」となり、現在のような様々な車検の形態が出現することになりました。

 

その車検の形態とは、おおよそ以下のように分類できます。

 

(1) ディーラー車検(ディーラーが点検・整備をした上で車検を通してくれるもので、整備の安全・安心もあるが料金は一番高い)

 

(2) 一般整備工場車検(自動車の修理をしている工場が、点検・整備をした上で車検を通してくれる。メーカーに関係なく対応してくれる。国家2級整備士が点検・整備を行うので、安全性は高い。そして一般的には、料金はディーラーほど高くはない。)

 

(3) 格安車検(自動車用品チェーンやガソリンスタンド、一般整備工場も参入し、点検・整備を格安で行った上に車検を通してくれる。点検・整備料金が一般的には、ディーラーの半額程度のところが多い)

 

(4) ユーザー車検代行(これはユーザーに変わって、陸運局の車検場に車をもっていき、車検を受けてくれる。一般的には、点検・整備は行わない。そのため、料金は点検・整備がないため、代行料だけであり安い)

 

(5) ユーザー車検(ユーザー自らが車検場に車をもっていき、自分で車検を受けるもの。
車検料だけで済む)

 

また、ディーラー、一般整備工場の車検は、国と同等の検査施設を持ち検査のすべてを行える「民間車検場」(指定工場)と、地方運輸局長の認定を受けた優良工場(認定工場)で点検・整備後、陸運局の車検場へもっていき検査を受ける方法がある。

 

それぞれ一長一短があるため、どの方法を選ぶかがポイントとなります。

車検記事一覧

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